2007年03月09日

エンタメ日記(二茶の映画)ワイアット・アープ

【二茶の映画「ワイアット・アープ」】

 本日は久しぶりの西部劇、映画「ワイアット・アープ」をご紹介。

 1994年制作、アメリカ・ワーナー映画。監督はローレンス・カスダン。出演はケビン・コスナー(ワイアット・アープ)、デニス・クエイド(ドク・ホリデー)、ジーン・ハックマン(ニコラス・アープ)他。

 西部劇史上最大のヒーロー、ワイアット・アープ。OK牧場の決闘も有名。
 このヒーローの半生を描いた映画、少々長く約190分の長編。
 
 南北戦争時代、三男のワイアットは志願を望むが若すぎると父に止められる。家族はカリフォルニアに移り住む。弁護士の父を見習って法律の勉強を始める為、祖父のいるミズーリー州に行き結婚をするが、病気で失ってしまう。自暴自棄になったワイアットは酒に溺れ、あげくは馬泥棒も働き牢屋に繋がれる。父の配慮でこの危機を免れるが、町から出ていくこととなる。
 数年後、カンザス州のダッジシティで兄のヴァージル・弟のモーガンと共に保安官の仕事をすることになる。しかし、取締りが厳しすぎるとの理由で解任される。そんな時、歯医者で結核を患っているドク・ホリデーと出会い、二人は意気投合する。
 やがて、アリゾナ州トゥームストーンに行く。ここでは、兄のヴァージルが保安官に就任しており、ワイアットは保安官助手に就任。ところが、当地はならず者のクラントン一味が支配していた。しだいにワイアットとクラントンは対立を深め、後世に言われる「OK牧場の決闘」となる。ワイアット・ヴァージル・モーガン・ドクの4人とクラントン一味5人は撃ち合いとなり、クラントン一味の5人のうち3人が射殺される。過去の映画の仰々しいものではなく、あっけない撃ち合いだったようである。
 しかし、これには後日談がある。ワイアット達は殺人罪で起訴されるが全員無罪。これを不服としたクラントン一味は、ヴァージルとモーガンを闇討ちして、ヴァージルは腕を、モーガンは命を失う。ワイアットはモーガン殺害の犯人をツーソン駅構内で射殺。この件で、ワイアットには逮捕状が出され、保安官同士の逮捕劇が展開されたようである。
 結果、クラントン一味のリーダー格のビル・カーリー、リンゴ・キッドが何者かに殺害され、ワイアットとドクがコロラドに逃げ延びて事件は終わる。

 英雄のワイアット・アープを、歴史上生きた一人のガンマンとして描いたドキュメンタリーに近い映画であった。でも若い頃、「法を犯してしまった」このトラウマを生涯を通じて乗り切った真の男・その意味で英雄に違わないと思われる。日本の時代劇、「武士道」にも通じるテーマがうたわれている。最近は、「バレなければ何をしてもいい」との無節操な風潮。これを木っ端微塵に打ち砕いてくれる。この爽快感はたまらない。
 映画のラストシーンで、「リンチされる男」をワイアットが救ったエピソードが語られる。真に人情がわかる男であったようである。それを平然と、「そんな事があったか憶えていない」と……。
posted by 二茶 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/35523547
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。